JR九州・ななつ星の塗装秘話
2019年09月29日
大人気のJR九州のクルーズトレイン
「ななつ星in九州」

ななつ星を象徴する車体は
周りの全てを映しこむ鏡面仕様。
機関車のDF200は川崎重工業が製作

車体色は気品あふれる古代漆色を表現した
「ロイヤルワインレッド」

一番下に黒のベースが塗られ
その上にパールベースコート
さらにその上にクリアコート
3層構造になっていて
専用スプレーに入れ噴射します。
最後にポリッシングという
磨き上げで仕上がりです。

古代漆色を表現するパールベースコート
この塗料に微粒子のパールが含まれていて
やっかいなことに誰が塗っても同じとは
なってくれない。
パール粒が寝ていると反射が強すぎ
起きていると角度によっては輝かない。
その日の温度、湿度によって配合、
スプレーの塗料の量、エアーの量などを
微調整して職人さんの手で噴霧します。
塗りの技、磨きの技
匠の技と言えます。


ななつ星in九州は鉄道模型Nゲージで
好評発売中です。
古代漆色を表現したロイヤルワインレッドの色が
うまく再現されてます。

Nゲージ
ななつ星in九州
価格:36,500円(税別)
